asahi.comを参照 http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200707250322.html
新潟県中越沖地震の被災者に向けて、柏崎市のコミュニティー放送「FMピッカラ」が、「仮設トイレの場所」「炊き出しの開始時間」といった生活情報を発信し続けている。中国語、韓国語などで外国人の被災者向けにも放送。パーソナリティーの多くは被災したが、休みなしに交代でスタジオ入りしている。
スタジオでマイクに向かうパーソナリティーの高橋裕美さん=新潟県柏崎市で
95年6月に開局したFMピッカラは柏崎市の主要部と刈羽村の一部が放送エリアだ。地震をきっかけに始めた24時間の生放送を今も続けている。
地震発生の瞬間は、他社制作の音楽専門番組を流していて、スタジオ内ではパーソナリティーが2人、打ち合わせをしていた。局内の棚が倒れたほか、スタジオと事務所をつなぐ扉がゆがんで開かなくなった。
それでも、発生から1分後には音楽番組を中止し、「落ち着いてください」という呼びかけで独自放送を始めた。最初はテレビの情報を元に、その日の午後にはパーソナリティーによる被災地ルポも放送した。
住民からは「仮設トイレはどこ?」「どこにいけば食料の配給を受けられるのか」といった問い合わせが相次いだ。柏崎市災害対策本部への取材だけでなく、住民からの情報提供をもとに聴取者の疑問に答えてきた。
翌日以降は「開店しているクリーニング店は」「水を使わずに髪を洗えるシャンプーはどこで売っているのか」「バスの運行状況を教えて」など生活に密着した問い合わせが増えたという。
外国人への放送は県庁と連携。国際課の職員が中国語、韓国語、英語などに翻訳し、吹き込んだテープを流す。病院への行き方やゴミの出し方など生活に必要な情報を1日3回放送している。
発生時にスタジオにいたパーソナリティーの高橋裕美さん(30)は、物が散乱した市内の自宅の片づけは後回しにし、放送を続けている。「きめ細かな情報発信はコミュニティーFMだからこそ。住民の皆さんから頼られているのが感じられ、やりがいがあります」
2007年7月25日水曜日
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